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目的

取締役憲章は、トン・ヒーア・リソース株式会社の全取締役(取締役会)の義務、責任および職務を設立し、マレーシアの準拠法に順守し、該当する法律および規定に基づいて優れた企業経営を目指す。

目標

取締役憲章は下記の目標を達成することを目指す:-

  • 戦略ガイダンスとマネジメント実行力の監督行為を提供すること。
  • 取締役会とマネジメントが株主や会社に対する役割及び責任を規定し、説明責任を促進すること。
  • 個人あるいは会社役員が自由な権限を超えないよう、権限のバランスを確保すること。

取締役会が我が社の通常定款と基本規定書、及びマレーシア国にある会社の法令に権限を付与する。

組織

取締役会は異なる分野の専門家や企業家、能力と誠実さ、及び様々な技能及び金融活動に関連する経験を持つ取締役と社外取締役より構成される。

取締役会の主な義務及び責任

取締役会はグループの戦略方針を決めること、経営管理者の目標を定めること、またはその成果を監視することを含めた、グループのビジョンと目標を定めることによりグループの総合パフォーマンスの責任を負う。取締役会の役割は下記とする:-

  • 企業の戦略的計画と政策を検討すること。
  • 企業リスクを識別し、それに応じた適切なリスク・マネージメント・システムを作ること。
  • 上級管理者の役職に対して、後継者育成計画を作り上げること。
  • 会社の全体売上を監視すること。
  • 会社に対する投資家や株主とのコミュニケーション政策を維持すること。
  • 内部統制や情報管理する為のシステムを維持すること。
  • 会社の財務業績と見通しに対し、明瞭かつバランスのある評価を提供すること。

権限委譲

取締役会は適切と判断する場合権限を下位機関に委譲することができる。但し、戦略や管理義務の最終責任は取締役会にある。

取締役会は責任を果たすのに支援が必要と判断する場合、いつでも委員会を設置することができる。

取締役会は監査委員会と指名委員会を設立し、取締役が承認した特定の委任事項を委任することができる。

取締役会は政策決定過程において、良質な情報を提供することを確保しなければならない。

会長は全取締役が議題に対して充分かつ合理な情報アクセスを確保するため、取締役会議題を事前に配布する。これを実行することにより、取締役は議決が必要とする議題に対して十分に理解することができ、効率的な政策決定ができる。

取締役会長と常務取締役の役割

取締役会長と常務取締役の役割は厳密に分離している。

取締役会長の役目は取締役会を主催し、各取締役が取締役会において活発的に議論ができるよう、財務的と非財務的事項に関する情報を十分に提供すること。

代表取締役の役目は会社の日常的業務を担当することと、取締役会で決議した事項を実施すること。取締役の役目は主に政策の実行や取締役会で決議した事項の実施と、海外拠点の運営を監視すること。

社外取締役は会社経営より独立し、また会社と何らかの利益関係を持たない方が就任し、公平な意見やアドバイスをすることで少数株主の利益を守る。

報告

取締役会長は取締役会議事録作成し署名をしなければならない。

取締役会議事録は全取締役に回覧し、次回の取締役会に承認をしなければならない。

憲章の見直し

取締役会は定期的に取締役会憲章を見直し、常に会社の目標や責任に準ずることを確認する。